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士業のバッジについて

いつもお読みいただきありがとうございます。


さて、今回はちょっとした雑学的なもののご紹介です。
我々、士業にはそれぞれにバッチがあることをご存じでしょうか?

弁護士なんかが有名だと思います。

ただ、司法書士には司法書士の、税理士には税理士のバッチがあるのです。
しかも、それぞれモチーフが異なるわけです。


正直、知っていたからといって、たぶん、なんの役にも立ちません。
まあ、でも、たまにはそういう知識を得るのもいいんじゃないでしょうか?

士業とは?

そもそも、『士業』とは何ぞや?


そう思われる方も多い事でしょう。
僕なんかはさすがに慣れちゃいましたが、一般的な単語かと言えば、まだまだ疑問符が付くことが多いと思います。

まずはその点を簡単にご紹介しますね。
ちょうど、過去記事に各士業をご紹介する内容のものがありましたので、こちらをご覧いただければ―




「司法書士等、その他士業のあれこれについて/司法書士九九法務事務所HP」
https://99help.info/blog/post_99/#h4sjxmvwvb0i4j6el1j9xpdm12vk2dw




どうでしょう?
なんとなく各士業をイメージできましたでしょうか?

それでは、この内、8士業のバッジについてご紹介等させていただくことにします。

司法書士のバッジ~五三の桐~


さて、まずは僕の職業でもある司法書士からご紹介させていただきます。


ちなみに添付の画像がまさにそれです。
もちろん、僕も持っています。

尚、余談ですが、これ、司法書士の所有物ではありません。
司法書士登録時に登録住所を管轄する司法書士会から貸与されるものなのです。
そのため、登録抹消時にはしっかり返却を求められるものなのです…
(仮に紛失してしまうと、始末書を書かされます…)


そのモチーフは桐の葉や花です。
厳密には、『五三の桐』と言います。


なんだか武将みたいですよね。
実際に過去には足利尊氏なんかが家紋として使用していたそうです。

まあ、結構な格式高い紋章なわけです。


ただ、自分で言うのも何ですが、司法書士が格式高いわけではなく、そもそも法務省の紋章が五三の桐なのです。
おそらく、そこから来たのでしょうね…

土地家屋調査士のバッジ~五三の桐~


ちょうどいい感じのフリー画像がなかったのでイラストで失礼します…


土地家屋調査士も司法書士同様、五三の桐がモチーフになっています。
異なる点は、そのバランスと、なんと言っても『測』の文字でしょう!


良いですよね。分かり易くて。


司法書士も真ん中に『書』にすればいいのに…
私的にはその方が好みですけどね。

尚、土地家屋調査士も僕等司法書士同様、基本的には法務局での仕事が多い士業です。
そのため、法務省の紋章を用いた感じなのでしょうね。

弁護士のバッジ~向日葵(ヒマワリ)~


おそらく、最も有名なバッジでしょうね。
目にする機会も相応に多いのではないでしょうか―

重厚感も凄いですよね…


ちなみに、これ、『向日葵』なんです。
真ん中に『天秤』があります。


正義と自由、公平と平等を意味するものだそう―


私的には、向日葵を使うのであれば、もう少し可愛くしても良かったのでは?と思ったりもします。
ただ、もはやイメージが完成していますからね…これが大正解なのでしょう。


尚、弁護士バッジはなくすとより大変だそうです。
司法書士の場合は始末書ですが、弁護士会を通じて官報公告までされるそう…
あまつさえ、再交付のバッジは裏に「再」の文字と紛失回数が刻まれみたいですね。

そこまで厳しいのなら、なくす人などいないのでは?と思わるかもしれませんが、結構、なくす人多いみたいですよ。
この部類のバッジを付けた方なら分かるかもしれませんが、結構、外れやすいですもんね…


僕も気を付けます。

行政書士のバッジ~秋桜(コスモス)~


行政書士のバッジのモチーフはコスモスです。
良いデザインですよね。

個人的に好きな部類に入ります。


尚、真ん中の文字は『行』の文字だそうです。
そうすると、司法書士のバッジに入れるなら、『書』ではなく『司』の方がいいのかな?


ちなみに、コスモスの花言葉である調和と真心に由来しているそうです。


余談ですが桐の花言葉は『高尚』らいしいです…
ちょっと、ハードルが高過ぎる気が…

税理士のバッジ~桜~


さて、税理士です。
税理士は日輪に桜ですね。


単に桜だけではない点が渋いですね。


大蔵省造幣局が作成した「桜花の図」がモチーフなのだそう―
行政書士のバッジもいいですが、これも良いデザインだと思います。

ただ、あんまり見かけないような気がします。
税理士さんが普段付けないのか、単に僕が気付いていないだけなのか?

今後、注視していこうと思います。

弁理士のバッジ~菊と五三の桐~


出ました。
三度の五三の桐です。
しかも、今回は16弁の菊花で覆うという豪華さ―

ただ、そのせいもあってか、デザインは少しもっちりした感じですね。

ちなみに、正義(菊花)と国家の繁栄(五三の桐)を表しているそうです。

公認会計士のバッジ~なんかオシャレな模様~


残念ながらフリー画像が見付からなかったのでイラストでのご紹介です。
しかし、変わり種ですね~


個人的にはかなり好きです。


ちなみに、何年か前までは違うデザインでした。
これもまた良い!
真ん中に、『C.P.A』と書いてありました。
(是非、「公認会計士 バッジ」などでググってみてください。)


まさかの横文字です。


真相は定かではありませんが、旧モデルの着用率が悪く、現在のモデルに変更したとか―
ただ、どうも一部には不評のようです。

良いと思うんですけどね~

ちなみに、デザインの由来やモチーフなんかは、僕が調べてみた限りでは分かりませんでした。
もしかしたら、何の意味もないのかもしれませんね。


それはそれで魅力かと!

海事代理士のバッジ~菊~


同じくフリー画像が見付からなかったためイラストでのご紹介です。


菊の花弁の中央に舵輪が描かれています。
まさに海の手続といったところでしょうか―


ただ、これは僕の問題なのですが、海事代理士とはお会いしたことがなくって…
あまりイメージがわかないというのが正直なところです。

新たな情報が入りましたら追記させていただきます。

まとめ

さて、今回は8士業のバッジについてのお話しでした。
いかがでしたでしょうか?


さして中身の薄い内容だったかもしれませんが、たまにこういう記事も書きたくなるんです。
息抜きってわけではないんですけどね。

ある意味、知識にもなりますし。

その他、不動産鑑定士や中小企業診断士なども当然バッジは存在します。
10士業に属さない宅地建物取引士などもバッジがあったはずです。

その辺は需要があればまたそのうちに―


それでは今回はこの辺で。