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その他そごう川口はどうなる?
いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は司法書士業務とは全く関係のないお話しを少し。
とは言え、川口市民としては、ある意味、最も関心のある事柄かもしれません。
そうです。旧そごう川口問題です。
そごう川口が閉店したのが、2021年2月だったと思うので、はやくも2年以上の月日が経過してしまったことになります。
当初は某大手家電量販店が入る等の噂が行き交っていましたが、結局は何の動きもありませんでしたね。
銀行や飲食店等は、基本的にこれまでどおり稼働しているようですが、旧そごう部分に動きがあったのはコロナ禍の集団接種会場として利用ぐらいだったのではないでしょうか―
それがこの度、急遽(?)、大きな動きがあるそうなのです。
どうやら、三井不動産に跡地を売却する意向らしいのです。
実際、どうなんでしょうね?
三井不動産グループと言えば、川口でも「ララガーデン川口」を営業しているので、馴染みはありますが…
それこそ、新たにアウトレットモールでもつくってくれれば喜ぶ方は多いのでしょうけどね。
ただ、ハードルは高めかもしれません。
旧そごう川口の権利関係は極めて複雑なんですよね…
地権者の権利関係が入れ乱れちゃっているのです。
端的に言うと、結構な共有状態なわけです。
仮に建て替えをするにしてもそうそう簡単な話ではないはずです。
では、解体せずにそのまま使うのかと言っても、結構、老朽化が進んでますからね(特に内部は)。
大規模なリノベーションが可能なのか否か…
どちらにせよ、莫大な手間と費用がかかるのではないでしょうか―
確かに今回の件で大きな一歩を踏み出せたのかもしれませんが、ゴール自体はおそらくずっと先のような気がしちゃいます。
余談ですが、以前、僕は千葉県の松戸市という所に住んでいました。
実はその隣町である柏市でも過去に今回と似たような事が起きていたのです(ちなみに現在も解決はしていません…)。
具体的には、そごう柏が閉店し、今回同様、三井不動産が地権者からそれを購入、しかしながら再利用されることなく8年以上が経過、現在は柏市が再度買い取る意向を示しているそうです。
立地もそごう川口と似ていて、柏駅直結の最高な場所にあるにもかかわらずです。
そごう川口も同じような経緯を辿ってしまうのでしょうか…
そうならないことを願うばかりです。
ともあれ、これ以上、後ろ向きなことは考えず、今は跡地が何になったら嬉しいかを考えるようにすることにします。
(時代に合わないかもしれませんが、私的には大型書店が一番嬉しい…)
と、言う事で、今回はこの辺で。
write by 司法書士尾形壮一