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その他川口市(司法書士九九法務事務所所在)に隣接する蕨市について
いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は埼玉県蕨市のご紹介です。
司法書士業務とはあまり関係のない内容にはなりますが、息抜き程度にご覧いただければ―
ただ、調べれば調べるほど、なかなかどうして特徴のあるまちなんですよ蕨市は。
少しでもその魅力が伝わればと思っております。
<目 次>
- 1.蕨市と言えば?
1-1.蕨市と言えば面積と人口密度が有名
1-2.成人式発祥の地
1-3.読めない人、書けない人が多い
1-4.人気漫画の舞台にも - 2.まとめ
1.蕨市と言えば?
司法書士九九法務事務所は、川口市の芝というところに所在します。
ただ、住所的には川口市ですが、位置的にはほぼほぼ蕨市であり、最寄駅もJR京浜東北線『蕨』駅となります(東口を出て徒歩8~10分ぐらいかと)。
そのため、当事務所的にも関係性が深いまちなのです蕨市は。
僕自身についても、以前は4~5年に渡って蕨市の塚越という地域に住んでいたり、10年近く行きつけの中華料理屋(大味)などがあったり、何かと日常的に接する機会が多くありました。
そのため、特にこれといったリクエスト等があったわけではありませんが、そんな蕨市を深堀りしてみようと思います。
1-1.蕨市と言えば面積と人口密度が有名
おそらく最も有名なのはこの辺でしょう。
蕨市は埼玉県南東部に位置する人口約7万5千人の町です。
とりとめて、特徴のない人口のように思えますが、なにぶんその面積が狭い...
なんとその面積は、「5.11 km²」。
これは、全国に791ある市の中で最小の面積となるそうです。
とは言え、すぐにはイメージにしくいですかね?
もっと具体的な例を挙げてみます。
蕨市の東西の長さは約4km。
そして、なんとこの面積は羽田空港全体面積の約3分の1程度だそう...
個人的には結構衝撃的でした。
小さいとは思っていましたが、これほどとは―
想像してみてください。
そこに7万人以上の人間が住んでいるのです。
おのずと人口密度も凄いことになってきます。
結果、面積が小さいだけではなく、蕨市は人口密度が最も高い市として有名なのです。
ちなみに、町に人が溢れているかと言うと、そんなことはありません。
正直、他の地方都市と大差はないです。
なので、人口密度多いからと言って、住みにくいとかでは決してありません。
むしろ、坂道や起伏がほぼ無い町なので、かなり住みすい部類に入るのでは(?)、と個人的に思っています。
川口市などもそうですが、一般的に地方都市は、商業地と住宅地と農地等という構成が多いと思いますが、蕨市は農地等が少なく圧倒的に住宅地が占める割合が多いだけですね。
まさに「コンパクトシティ蕨」と言ったところでしょうか。
1-2.成人式発祥の地
そうらしいのです。
お恥ずかしながら、これは僕も知りませんでした。
尚、はじめて成人式が行われたのは終戦の翌年(1946年)であり、当時の蕨町青年団が中心となり「青年祭」を企画、その催しの幕開けとして行われたのが、「成年式」だったそう―
そして、この催しは、日本中から大きな関心が寄せられることになったそうで、わずか2年後である1948年には国民の祝日として「成人の日」が制定されることに...
今じゃ、とても考えられないスピード感ですよね。
よほどの反響、かつ、異常な盛り上がりだったのでしょう―
ちなみに、蕨市では現在も第1回の名称をそのまま使い、「成人式」ではなく「成年式」として、祝典を実施しているそうです。
1-3.読めない人、書けない人が多い
これもよく言われます。
難しい字ですよね。
いや、むしろ、使用頻度の少なさが原因でしょうか?
(この漢字が地名以外で使われるのを見た記憶がない...)
厳密に言えば、植物のワラビが有名ですが、カタカナ表記が一般的なのか(?)、漢字表記はあまり目にしません。
わらび餅も、ひらがな表記ですし...
その点、不遇の漢字なのかもしれません。
「蕨(わらび)」
僕自身、この辺りの生まれではないので、以前はこの漢字を読むことすらできませんでした。
(京浜東北線のなんか難しい漢字の駅という印象です。)
そして、おそらく一度でも蕨市民になっていなければ、今でも書けなかったかもしれません。
これを機会になんとなくでも覚えておいていただけると。
1-4.人気漫画の舞台にも
「さよなら私のクラマー」という漫画をご存じでしょうか?
わりと最近まで月刊少年マガジンで連載されていた人気漫画なのですが、その舞台が蕨市の高等学校なのです。
女子サッカーの世界を描いたサッカー漫画であり、著者は新川直司さんです。
漫画好きには有名な作品であろう「四月は君の嘘」の著者でもあります。
「さよなら私のクラマー」自体も2021年4月にアニメ化される等、なかなかの人気を誇っています。
ただ、残念ながら蕨感はそんなに強くありません。
同漫画を既読の方でも蕨市が舞台になっていることに気付いていない方も多いのでは?
チームの通称(ワラビーズ)以外で、蕨市の描写はそう多く見られないのです・・・
(アニメの方は僕もまだみていないのですが、おそらく同じような感じでしょう。)
ともあれ、それを差し引いても十分に面白い漫画なので気になる方は是非に。
ちなみに、以前より蕨市にある幾つかの商店に、「さよなら私のクラマー」のポスターが貼ってるなと思っていましたが、ここ最近は塚越稲荷神社、市役所仮庁舎、わらび神社等、多くの場所で私のクラマーの「のぼり」を目にするようになりました。
気になって調べてみたところ、なんと、20種類、計300本弱の「のぼり」が市内各所にあるそうです。
どうやら、蕨市がさよなら私のクラマーとWEリーグ(女子プロサッカーリーグ)を応援しているようで、将来的に女子サッカーを応援する街として聖地を目指とかなんとかー
なんとも面白い試みですね。
陰ながら応援しています。
2.まとめ
さて、今回は蕨市についてのお話しでした。
多少なりとも興味を持っていただければ幸いです。
次回からは通常内容に戻る予定ですが、気が向いたら今回のような内容も少しづつ混ぜていくつもりです。
それでは今回はこの辺で。
write by 司法書士尾形壮一