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高齢化社会から高齢社会、そして超高齢社会へ


いつもお読みいただきありがとうございます。



"二八(にっぱち)"という単語をご存知でしょうか?
多くの業界において、2月と8月に売り上げが下がる法則を示した、いわゆる俗語ですね。
我々司法書士の業界でも昔からそう言われていましたし、僕がはじめて司法書士業務に携わった頃は(14~15年前)、事実としてその時期は驚くほど暇でした。


ただし、最近は―


なんか、あんまり他の月と大差ないように思えます。
むしろ2月なのにバタバタ...

決して悪い事ではないので、2月だからと言って油断せず、気を引き締めて行こうと思います。



さて、今回は当ブログでもよく取り上げている高齢者社会問題及びその周辺業務についてのお話しです。

僕個人としては、相応に色々な経験をしたり勉強したりしているため、その辺についてはある程度理解できるようになってきたと自負していますが...


その上で―


なにぶん、一般には分かりにくい!
用語一つをとってもそうです。
ですので、今回はそういった部分にも踏み込んでいけたらと思っています。




<目 次>




1.高齢者社会問題に思うこと

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高齢者社会と呼ばれる昨今、世間では色々な言葉が飛び交っています。


  • 少子高齢化
  • 高齢化社会
  • 高齢社会
  • 超高齢社会



もはや、色々あり過ぎてなにがなんだか...


そういう方も珍しくないのではないでしょうか?
なんとなく、どれも同じもののようにすら見えてしまいます。


  • それらは具体的に何を意味する言葉なのか?
  • いつ頃からそうなってしまったのか?
  • 現在の状況は?



個別に検証してみることにしましょう。



1-1.少子高齢化とは

『少子高齢化』


おそらく上記の内でも、最もよく耳にする言葉だと思います。


その少子高齢化とは―

出生率の低下による子供の数の減少と、平均寿命の伸びに伴う人口に占める高齢者割合の増加が同時進行する状況を指します。


ちなみに少子高齢化は、世界中の先進国で問題になっているそうですが、その深刻度や進行速度は日本が群を抜いているそう―


もはや他人事で済まされるレベルの話ではないのでしょう。


このところ、外国人労働者の受け入れ法案が世間を賑わしていましたが、あれも少子高齢化対策の一環と言えるものです。
なにせ老人が増え、子供が減る現象が同時に起こるわけですから、労働人口(生産年齢人口)は減る一方です。

それ自体に対する賛否はさておき、ある意味、そういった動きが出ること自体、この国における少子高齢化問題の深刻さを物語っているということなのでしょう―



1-2.高齢化社会とは

『高齢化社会』


これについても少子高齢化同様、わりと耳にする機会は多いのではないでしょうか?


ただし、その正確な意味について問われると...


まあ、はっきり分からないのが普通だと思いますよ。
単語としては世間でもよく使われていますが、その意味まではそんなに説明してくれませんから。


ちなみに、その高齢化社会とは―

人口に占める高齢者(65歳以上)の割合が総人口の7%を超えている社会のことを指します。


なんだそんな程度の割合か、と、感じるかもしれませんが、十分にバランスが崩れかかっている状態です。


高齢化しつつある社会とでも言いましょうか―


尚、日本では高度成長真っただ中であった、1970年には早くも高齢化社会に突入したのだそうです(※国勢調査結果)。
おそらく当時はそんなに騒がれるようなことなどなかったのでしょうが、約50年も昔からその兆候があったというのは驚きですよね。


それでは、半世紀後の現在はどうなのでしょう??



1-3.高齢社会どころか超高齢社会

まずは、『高齢社会』についての説明です。


高齢社会とは―

人口に占める高齢者(65歳以上)の割合が総人口の14%を超えている社会のことを指します。


ようするに高齢社会とは、より少子高齢化が進んだ社会ということです。


高齢化しつつある社会ではなく、もはや既に高齢化してしまった社会とでも言いましょうか―


ちなみに国勢調査によると、日本が高齢化社会から高齢社会に推移するのに要した期間は僅か20年強...
2000年を迎える前には、日本は人知れず(?)高齢社会になっていたわけです。


そして驚くことに、その約7年後である2007年には早くも『超高齢社会』を迎えてしまいます。


その超高齢社会とは―

人口に占める高齢者(65歳以上)の割合が総人口の21%を超えている社会のことを指します。



諸外国と比べると、これ、異様なスピードだそうです。

なんでも外国と比べるのはどうかとは思いますが、そうせざるを得ない程の差があると言うことなのでしょう。


  • 懸念ではなく、10年以上も前に日本は超高齢社会になっていた―



知っている人にとっては当然のことなのでしょうが、少なくとも僕には大きな驚きでした。
そして、2007年以降も少子高齢化は加速的に進み、今や、『4人に1人は高齢者(65歳)』という未曾有の事態の真っただ中に僕たちは立たされているわけです。



2.まとめ

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内閣府は毎年、高齢社会白書というものを発表しています。

その平成30年度版によると、高齢化率(上記の割合です。)はなんと、27.7%です...

もはや開いた口が塞がらないと言うか何と言うか...



尚、僕の文章力の問題で、いまいち上記の内容が伝わらないと言う方のために、再度簡単にまとめてみましょう―

  • 少子高齢化:老人が増加と子供の減少が同時進行する状況。
  • 高齢化社会、高齢社会、超高齢社会:少子高齢化の度合い。高齢化社会<高齢社会<超高齢社会となる。


こうすると分かり易いですね。

結論からすると、どれも同じように見えたのは、どれも同じ事を問題にしていたからなのです―




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それでは今回はこの辺で。

write by 司法書士尾形壮一