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その他時期遅れの初詣について ~初詣の期間はいつまで?~
いつもお読みいただきありがとうございます。
先日(1月9日)、明治神宮に初詣に行ってきました。
いつもは仕事初めである1月4日の夕方に行くことが多いのですが、今年はスケジュールの関係でなかなか時間が作れず、少しばかり行くのが遅くなってしまった感じです。
毎年恒例の行事なので、今年もどうにか行けて良かったのですが、途中、とある疑問が脳裏をかすめました。
あれ?初詣っていつまでだっけ??
と、言うわけで、たまには業務以外のブログを投稿してみようと思います。
テーマはもちろん"時期遅れの初詣"についてです。
1.初詣とは
そもそも初詣とはなんなのでしょう?
初詣・初詣でとは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事。一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする。初参・初参りともいう。
※Wikipediaより出典
なるほど。
大方予想どおりの説明ですね。
行先は神社でもお寺でもどっちでもいいようです。
調べてみたところ、初詣の由来となった"年籠り(としごもり)"という行事は平安時代には既に存在していたそう...
それが時代と共に姿を変えていき、だいたい明治頃に今の形式の"初詣"になったようです。
2.初詣はいつまでに行くべき?
気になって結構色々調べてみましたが、これ!と、いった明確な決まりはないようです。
そもそも"正月"という定義自体も曖昧なところがあって...
ただし、一般的には―
お正月三が日(1月1日~1月3日)を"初詣"とするようです。
まぁ、ここで行っておけば間違いないだろうという期間ですね確かに。
とは言え、これではいつも1月4日に行っていた僕は、今年云々ではなく、ずっと間違っていたことになってしまいます。
対して、正月は松の内までなのだから、それまでに行けばいいだろうとの説もあります。
ちなみに松の内とは、玄関等に門松を飾っている期間の事です。
他にしめ縄や鏡餅なども同じ期間に飾っておくものですね。
これ非常に良い説です。
今回僕が行った1月9日の初詣もおかしくないという結論に至りますから。
しかし―
色々調べてみると、驚きの事実が判明したのです。
あくまで僕の認識上、松の内は1月15日迄です。
(子どもの頃にそう教わりましたから...)
しかし、それとは異なり、松の内は1月7日迄というではありませんか。
単に僕の記憶違いなのか、はたまた誤った情報を親に伝え聞かされたのか―
結論からすると、松の内にあたる期間の認識は、地域によって異なるらしいのです。
具体的には―
- 東日本・北日本・・・・1月7日迄
- 西日本・・・・・・・・1月15日迄
どうやら元々は僕の記憶どおり1月15日だったようですが、江戸幕府がこれを1月7日と新たに定めたそうです。
しかし、それが西日本へはうまく伝わらず、従前のまま受け継がれることになったと...
結果、僕の故郷は福岡県なのですが、そこでも松の内は1月15日迄となっていたわけです。
3.まとめ
それでは結局、初詣はいつまでに行けばいいのか?
重複しますが、それには明確な定義がないので結論付けるのは困難です。
ちなみに僕の場合は、西にルーツがありますし、松の内同様、正月の終わりとされる小正月(こしょうがつ)も1月15日になっているので、1月9日の初詣はそれほどおかしくないと思うことにしました。
むしろ来年も同時期でいいのでは?と、すら考えています。
なぜなら、9日ともなるとさすがに参拝者が少ないんです。
どこもほとんど並ばなくて済んじゃいます。
売店も三が日等と同様にちゃんとやってましたので、神符等の購入も心配ありません。
(この点からも1月9日の初詣を個人的に肯定する根拠としています。)
参拝者が少ないだけで、装いは何ら変わらないわけです―
それらを踏まえ、初詣に行く時期は―
- ベストは三が日
- できれば1月7日迄
- どれも行けなければ1月15日迄
と、考えておけばいいのではないでしょうか?
来年はどうするかまだ分かりませんが、1月15日迄であれば時期遅れの初詣も悪くないですよ!
お参りのルールや時期ももちろん大事でしょう。
ただし、どれもこれも諸説あるものばかり...
であれば、なんだかんだ行く事と、参拝する気持ちをより重視する方がいいかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で。
write by 司法書士尾形壮一