取扱業務
会社(法人)の登記手続について一般社団法人の設立登記
一般社団法人とは、人の集合体に対して法人格が受けられたものであり、営利を目的としない非営利団体です。
ちなみに私自身、一般社団法人の理事を務めています。
とは言っても仲間内でつくった趣味の団体ですので全然たいしたものではありませんが。
興味がある方はこちらをご覧ください。
ある意味、このような活動(仲間で構成されたコミュニティ)を行うに適しているのが一般社団法人というわけです。
その他、サッカー教室などの習い事系にもおすすめですし、最近では協会事業にも一般社団法人が多く利用されているようです(検定試験や業界団体等です。)。
うまくご活用してみてはいかがでしょう。
1.一般社団法人の特徴
(1)一般社団法人は誰でも容易に設立できます
お堅いイメージがあるかもしれませんが、国の許可等は必要なく、作るだけであれば誰でも簡単に理事になれます。
またお堅いイメージを逆に利用するのも手です。
サッカー教室などの習い事系をお勧めする理由がそれです。
(2)社員2名から設立が可能です
ここでいう「社員」とは、一般社団法人の「構成員」のことを指します。
会社員ではありません。
尚、法人成立後は社員が1人になってもそのまま存続が認められます。
また、個人に限らず法人も社員となることができます。
(3)資本金という概念がありません
(4)事業に制限はありません
収益事業を主な目的とすることができる等、幅広い目的で活動できる法人格と言えます。
営利を求めないだけで収益を得ることは幾らでもできます。
(5)公益認定等委員会の認定を受けられれば公益社団法人への移行も可能です
(6)利益配当はできません
非営利法人ですので利益の追求はできても利益配当(余剰金の配当)はできません。
利益配当を目的とするならば営利法人(株式会社、合同会社)をつくりましょう。
尚、役員報酬等に制限があるわけはありません(収入は得られます。)。
単に利益配当ができないだけです。
その他、任意団体では銀行口座の開設や不動産の登記名義人にはなれませんでしたが、一般社団法人ではいずれも可能となります。
2.登記必要書類
一般社団法人の設立登記を行うにあたって必要となる書類は主に次のとおりです。
尚、ご希望者には当事務所で会社の印鑑を手配させていただくことも可能です。
2~3日で準備可能ですのでお急ぎの際にはいいかもしれません。
もちろんご希望の印鑑をご自身で作っていただいて結構ですが、お店によっては数週間かかるようなこともありますので、その点につきよくご確認下さい。
- 個人の印鑑証明書(発行から3ケ月以内のもの)
設立理事全員の印鑑証明書が各1通ずつ必要となります。
ただし理事会を設置する場合は代表理事個人の印鑑証明書1通で足ります。 - 法務局届出印(会社ご実印)
会社実印となる印鑑をご用意ください。
尚、上記のとおり当事務所でご準備することも可能です。
3.費用・報酬
こちらを参照下さい。